【信長の野望 新生PK】中級・1546年信長元服・北条家・歴史イベントあり天下統一プレイ回顧録
皆様こんにちは、こんばんは。
お茶イルカです。
今回の記事は、題名の通り信長の野望 新生withパワーアップキットにて難易度中級、シナリオ「信長元服」を北条家・歴史イベントあり天下統一でクリアしたので、その回顧録を簡単に書いていきたいと思います。他の設定は討死普通・架空姫あり・姫武将あり・勢力同盟積極的です。
普段私はファイアーエムブレム関連の記事を中心に書いているので、そうした記事を求める皆様のニーズからずれてしまうこと、ご容赦ください。ファイアーエムブレム関連のたとえを多く出すので「ファイアーエムブレムのファンだけれど信長の野望は知らない」といった方にもなんとなく感覚をつかんでもらえたらうれしいです。

記事の構成は以下の5項目です。
1.購入のきっかけ、北条家でやり始めたきっかけ
まず、いつもの記事と若干毛色が違うゲームなので、そもそもなぜ私が本作品を購入したのか、北条家で始めたのかについて書いていきたいと思います。前者については元々戦国時代に興味があったことと、作業用などに本作品の動画を漁っているうちに自分でやってみたいという気持ちがだんだんと増してきて、購入に踏み切った次第です。後者について、実はこの記事を作成する前に1560年「桶狭間の戦い」シナリオの今川家、もとい今川義元維持(難易度は初級)でやっていて征夷代将軍就任クリアをしていましたが、かつての同盟先である武田家か北条家でやりたいという気持ちがありました。
【補足】今川義元…一昔前の風評などではなにかと侮られがちですが、織田信長に敗れていなければ天下統一もありえたぐらいには強い勢力を率いていました。実際桶狭間の戦いがないAIプレイでは大体今川義元が天下を取ります。
【補足】かつての~…甲相駿三国同盟という、甲斐の武田信玄、相模の北条氏康、駿河の今川義元の強国同士の同盟がありました。FEで例えるならルトガー×クラリーネ×ディークの三角支援ぐらいには強いです。

ただ、諸事情が重なったとはいえ衰退した今川家に同盟破棄、攻撃を仕掛けた武田家でプレイすることには若干の心理的抵抗があり、北条家でプレイしました。
2.おおまかな進行
・基本事項、序盤戦
まず、この信長の野望は大まかに言えば「内政で国力を高める→戦いで領土を広げる→内政で…」のループを繰り返して天下統一を目指していくゲームです。よって、周りの勢力との関係性を考えながら侵攻対象を決め、その攻略に向けて動くといった動き方が基本となります。もっと言えば、自分より弱い勢力を取り込んでいく動きが重要です。(北条家は強めなので割とストレートでいけますが、それもままならない弱小勢力だと他国の動きに便乗なども必要になります)上の地図でいうと最初は左側に位置する今川家、武田家とは戦わず右側の方に勢力を広げていく方が得策…というより確定次項です。
というわけで序盤戦へ。今回の主人公となる北条氏康ですが、こんな能力をしています。(各種能力のMAX100)

なんとなくお察しいただいたかと思われますが、とても強いです。勢力の強さも関東ではトップクラスです。
冒頭のイベントで今川家、武田家とは休戦という名の同盟を組めますが、1年という短さなので同盟が維持できるよう親善を重ねておきます。
上記の甲相駿三国同盟は本来1554年に成立するもので、高をくくって親善せずにいると1年後に強国2国背後から攻撃されて終了です。(1敗)逆を返せば同盟を続け、後で甲相駿三国同盟イベントさえ起きてしまえば、背後を気にせずどんどん進出可能です。
開始からしばらくすると、河越夜戦のイベントが発生し、合戦となります。イベント戦みたいなもので、基本的に指示通りに戦えば負けることはありませんが、こちら側の兵力が敵に対してかなり少ないのでけっこうヒヤヒヤしました。
【補足】河越夜戦…今回の主役の氏康の義弟、北条綱成(つなしげ)の約3000人の居城が3勢力連合軍役8万人に攻められているのを氏康指揮の8000人の兵が綱成たちと呼応して奇襲することで大勝した戦。北条家の飛躍の象徴でもあります。この綱成もとても強いです。北条家のオグマ。

そんなわけで大勝したら関東の勢力を潰していきます。ちょいちょい強い勢力はありますが、武田家や今川家の力を借りつつ攻略していけば関東統一が可能です。記録は取っていませんでしたが、だいたい5~6年くらいで統一した記憶があります。
・中盤戦
北陸、東北、畿内攻略編。東北にさしたる勢力はいませんでしたが、北陸で上杉家が伸びていてちょっかいを出されたので、武田家バリアを使いつつ攻略。合戦での上杉謙信が出鱈目な強さをしていたのでちょっと困りましたがなんとか撃退。畿内周辺については武田家や今川家の力を借りて自軍の領土をちょくちょく広げていき、制覇。ここまで約21年です。

今にして思うと、三国同盟を破棄して武田家や今川家を潰していった方が明らかに効率が良かったのですが、太原雪斎の遺したものをないがしろにしたくない気持ちがあったのであえて同盟を維持していました。(今川家を蹂躙していく武田家を尻目にしながら)
・後半戦
一言でいえば消化試合でした。畿内を制圧した時点でほぼゲームセットなわけでしたが、最前線である程度毛利家(黄色の勢力)を削ればあとは自勢力の軍団が勝手に領地を切り取ってくれるので、適当に時間を潰しているだけで領土がどんどん拡大していきました。その間、今川家が武田家に蹂躙されていくのを見かねて自軍へ従属吸収、不義理を働いた武田家とは同盟を切ってお仕置きしていました。決して暇だったからではありません。

最後は島津家(黒色の勢力)を追い詰めてゲームセット。伊東家(ピンク)は天下統一エンドを見るために従属破棄して侵攻吸収。かわいそうだが死んでもらう!
というわけで約30年で天下統一が叶いました。最終的に北条氏康の能力は以下のようになっていました。強い。


3.評定衆、実行政策
・評定衆(就任する人により様々な効果が得られる)

評定衆は以上の通りです。ある程度その家で活躍して身分を高めていないと就任できないので、目当ての武将がいれば優先して活躍させてあげたいところです。
「家宰」は就任することで、独自のメリット(デメリットも大きいので扱いは難しい)を勢力全体で享受することができます。この北条幻庵の場合は、大層報労・優…武将忠誠は上がるが、労力(自勢力の行動コスト)消費増加という効果です。野心が高い武将や配下になったばかりの武将は忠誠が低い傾向にあり、そのような武将の出奔や裏切りを防ぎやすくなるのは嬉しいです。労力消費増加については、大勢力であればあまり問題にはなりませんが、災害時の対応は少々面倒になります。
「奉行」は就任することで、固有の政策(お金を消費して勢力の強化につなげる)を発令できたり、特定の政策発令を割引することができます。
・安藤良整
→北条家家臣。官吏主導…開発が終了した城の兵数や兵糧、商業の強化および城兵糧増加具申可能という政策を発令できます。城の開発は時間がかかるものの、地盤が整っている大勢力にとっては相性が良いです。
・足利頼純
→足利家の血を引く人。高家の誉れ…威信(城の数や官位が大きいと高くなる)が高いほど部隊の能力が上がるという政策を発令できます。部隊の能力が高いと戦争にも勝ちやすくなるので城を落としやすく威信が上がることともなり、総じて強力な効果です。高家の誉れ持ちの能力があまり優れない傾向にあるくらいが泣き所です。
・瑞渓院
→今回の主人公氏康の正室。今川義元の姉妹。今川仮名目録…掌握済みの郡の兵数や兵糧の強化および保守主義の武将忠誠増加という政策を発令できます。上記の官吏主導より条件が緩い&官吏主導と相性が良く、そこそこ強力な政策です。忠誠増加も嬉しいです。
・佐竹義斯(よしこれ/よしつな)
→常陸国(現在の茨城県辺り)を治めた佐竹氏の一族。常州旗頭…味方勢力が多いほど部隊能力上昇という政策を発令できます。「味方勢力」は具体的には同盟や従属勢力のことで、自国力が十分なら領地を取らずとも従属させることで自部隊強化につなげる方法も有用です。利用にはコツがいるものの、強化幅も大きく、強力です。
・織田信長
→皆様ご存知天下人。今回は北条家の忠臣。天下布武…郡(城攻め前の時間稼ぎ)の制圧時間短縮、昇進速度上昇という政策を発令できます。郡制圧、昇進はゲーム進行上でも泣き所となりやすく、かなり強力です。
・実行政策



自領地に攻められることはそんなになかったので、城郭普請はほどほどに。ただ、北条家のような強力な勢力ならともかく、小勢力から初めて大勢力の相手をすることになる場合にはMAXまで上げることにはなろうかと思われます。見ての通り収支がとんでもないことになっているので、もう少し政策は積極的に発令すべきだったかもしれません。
4.主力武将
・北条氏康

今回の主人公。約30年で天下統一を成し遂げた人。戦争でも内政でも大活躍してくれました。
・北条幻庵

北条家の生きた伝説。初期から後方支援として頑張ってくれました。数寄で家宝をたまに持ってきてくれるのが本当にありがたかったです。作事も城の強化がしやすくて良かったです。
・北条綱成

北条家のオグマ。北条イエロー。尋常でない強さをしていました。間違いなく北条家最高戦力です。今回の天下統一は彼がいなければいろんな意味でなしえなかったでしょう。前線向きの特性が揃い、忠誠も全く心配がない頼れる兄貴。
・北条綱高

北条レッド。上の綱成に比べると見劣りするものの、そこそこ強かったです。この高い能力でそこそこと感じる北条家の強さ…
・富永直勝

北条ブルー。士官年数は長かったです。海戦がほぼないので実質特性なしなのが悲しいところです。
・多目元忠

北条ブラック。ビジュアルがかっこよくてお気に入りでした。使い勝手も無難に強い武将。
・笠原康勝

北条ホワイト。バランスが良い能力で、内政もできる万能プレイヤーでした。
・太田三楽斎

戦国のドッグブリーダー。序盤で臣下にできる高能力で印象的でした。血気持ちで敵国に隣接させると国境問題を引き起こす困った人なので、勢力が大きくなるまでは意外と下働きが多かったり。
・明智光秀
三日天下…とはいえない実力の持ち主。臣下としてはありとあらゆる面で優秀で、献策でしょっちゅう彼の顔を見ていました。
5.プレイした感想
・合戦は圧倒的にプレイヤー優勢
部隊数さえなんとかなれば兵数が足らずとも退き口破壊で強引に勝てたりもしますし、敵は基本的に最短経路をとってくるので1方向からならこちらの退き口の守りも割となんとかなったりします。逆に、部隊数が確保できないと攻めにも守りにも苦労する印象で、序盤は1城から分割出撃を積極的に使った方が良いと思いました。
・戦法「混乱」持ちがかなり強い
同じく合戦に関わる要素ですが、「混乱」はリロードが長いものの、効果としては「一定時間敵の反撃を受けず、敵の動きを封じる」というものなので純粋なダメージ戦法より遥かに強かったです。特に、挟撃していると一方的に敵を壊滅させられます。
6.おわりに
今回の記事は以上です。
いつもの記事とは色々と異なるものとなりましたが、新生PKは本当に面白いゲームです。この記事を見て気になった方はぜひ調べてみてください。ちなみに次の記事があればおそらく後半年代でのプレイとなると思います。
これからもゲーム、とりわけFEがより楽しめるようになる記事を書いていければと思いますので、今回の記事が面白かったと感じたら☆ボタンやX(Twitter)での共有等行っていただければ幸いです。
次回の記事もどうぞよろしくお願いいたします。
